【遊戯王マスターデュエル】ジェムナイト探究8~ランク戦Season27マスター1達成!先攻ワンキル型超重ジェムナイト~
こんにちは、陰阪アテンです。
ついに、ついに、ついに!!!!
先攻ワンキル型のジェムナイトデッキで最高ランクのマスター1を達成いたしました!
この3か月はすべてのリソースを割いて(途中DCは挟みましたが)研究してきましたが、やはりブロドラが禁止になった影響は大きくいろいろな構築を試し惨敗し半分挫折しかけていた時期もあったものの、超重の力を借りることで安定感と貫通力、最低限の後手捲り力を携えた構築に仕上げることができました。
ということで、今回は先攻ワンキル型超重ジェムナイトのデッキ紹介をしていきたいと思います。
デッキレシピ
※()内はこの記事での略称、数字は採用枚数、リンクは「遊戯王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ-カードデータベース」の各カードのページとなります。
【メイン】40
・1「ジェムナイト・ラピス」(ラピス)
・1「PSYフレーム・ドライバー」
・1「ジェムナイト・ラズリー」(ラズリー)
・1「超重武者装留バスター・ガントレット」(ガントレット)
・1「超重武者装留ダブル・ホーン」(ホーン)
・1「超重武者装留チュウサイ」(チュウサイ)
・1「捕食植物ビブリスプ」(ビブリスプ)
・3「増殖するG」(増G)
・1「クリスタル・ローズ」(クリロ)
・2「PSYフレームギア・γ」(ガンマ)
・1「ブリリアント・ローズ」(ブリロ)
・3「超重武者バイ-Q」(バイク)
・1「ジェムナイト・オブシディア」(オブシディア)
・2「捕食植物オフリス・スコーピオ」(スコーピオ)
・2「捕食植物ダーリング・コブラ」(コブラ)
・3「灰流うらら」
・2「超重武者装留イワトオシ」(イワトオシ)
・3「超重武者ダイ-8」(ダイハチ)
・2「ジェムナイト・クォーツ」(クォーツ)
・1「超重輝将サン-5」(サンゴ)
・3「超重神童ワカ-U4」(ワカウシ)
・2「超重僧兵ビッグベン-K」(ベンケイ)
・1「ジェムナイト・フュージョン」(ジェムフュ)
・1「ブリリアント・フュージョン」(ブリフュ)
【EX】15
・2「ジェムナイトレディ・ラピスラズリ」(ラピスラズリ)
・1「ジェムナイト・パーズ」(パーズ)
・2「ジェムナイトマスター・ダイヤ」(マスターダイヤ)
・1「アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン」(アクセルスタダ)
・1「魔螂ディアボランティス」(ディアボランティス)
・1「フルール・ド・バロネス」(バロネス)
・1「超重天神マスラ-O」(マスラオー)
・1「No.41 泥睡魔獣バグースカ」(バグースカ)
・2「超重武者カカ-C」(カカシ)
・1「ジェムナイト・ファントムルーツ」(ファントムルーツ)
・1「クロシープ」
・1「スプライト・スプリンド」(スプリンド)
デッキコンセプト
超重ギミックの安定感と貫通力を活かして捕食にアクセスし、ジェムナイトのバーンで先攻で相手のライフを焼き尽くす。
展開について
スコーピオ初動
①スコーピオを召喚し、効果でコブラを特殊召喚
②コブラの効果でブリフュをサーチ
③スコーピオとコブラを素材にクロシープをリンク召喚
④ブリフュを発動し、ブリロ、オブシディア、クォーツを素材にクロシープのリンク先にマスターダイヤを融合召喚
⑤クォーツの効果でオブシディアを回収し、クロシープの効果でブリロを特殊召喚
⑥ブリロの効果(コスト)でラピスラズリを墓地へ送る
⑦マスターダイヤの効果で墓地のラピスラズリを除外し、効果をコピー
⑧マスターダイヤ(効果により名称がラピスラズリ)の効果でデッキからラピスを墓地に落とし1500バーン
⑨マスターダイヤとクロシープを素材にスプリンドをリンク召喚
⑩スプリンドの効果でクリロを墓地に落とす
⑪マスターダイヤを除外しクリロの効果で自身を特殊召喚
⑫クリロの効果でラズリーを墓地に落とす
⑬ラズリーの効果でラピスを回収
⑭クリロ(効果により名称がラズリー)とブリロを素材にファントムルーツをリンク召喚
⑮ファントムルーツの効果でジェムフュをサーチ
⑯ジェムフュを発動し、ラピスとオブシディアを素材にラピスラズリを融合召喚
⑰オブシディアの効果でラピスを特殊召喚
⑱ラズリーを除外し、ジェムフュを回収
⑲ファントムルーツの効果で除外されているラズリー、ラピスラズリ、マスターダイヤを素材にマスターダイヤを融合召喚
⑳ラピスラズリの効果でEXデッキからラピスラズリを墓地に落とし2500バーン
㉑マスターダイヤの効果で墓地のラピスラズリを除外し、効果をコピー
㉒マスターダイヤ(効果により名称がラピスラズリ)の効果でEXデッキからパーズを墓地に落とし2500バーン
㉓ジェムフュを発動し、ラピス、ラピスラズリ、ファントムルーツを素材にマスターダイヤを融合召喚
㉔マスターダイヤの効果で墓地のラピスラズリを除外し、効果をコピー
㉕マスターダイヤ(効果により名称がラピスラズリ)の効果でデッキからラズリーを墓地に落とし1500バーン
スコーピオ初動はいきなり本命なので誘発をくらうとそのまま死ぬため一番弱い初動となります。
基本は以下の超重展開。
超重展開の場合はバロネスが立つため、500×3のバーンダメージが上乗せされるため上記展開の最後のバーンが不要になります。
イワトオシ初動
①イワトオシ召喚
②イワトオシを素材にカカシをリンク召喚
③イワトオシの効果でワカウシをサーチ
④ワカウシのP効果でベンケイをPゾーンに置き自身を特殊召喚
⑤カカシの効果でイワトオシを特殊召喚
⑥ベンケイの効果でチュウサイをサーチ
⑦ワカウシとイワトオシを素材にディアボランティスをシンクロ召喚
⑧ディアボランティスの効果でビブリスプを墓地に落とし、ワカウシの効果で自身をPゾーンに置き、イワトオシの効果で超重モンスターをサーチ
⑨ビブリスプの効果でスコーピオをサーチ
⑩チュウサイの効果でカカシに装備
⑪チュウサイの効果でカカシをリリースし、バイクを特殊召喚
⑫バイクとディアボランティスを素材にバロネスをシンクロ召喚
⑬P召喚でスコーピオを特殊召喚
⑭以下スコーピオ初動とほぼ同様
イワトオシの効果にうららを打たれた場合はカカシの効果で蘇生後2体目のカカシをリンク召喚することでワカウシ→ベンケイ→チュウサイ→イワトオシ→ディアボランティスという流れで貫通できます。
カカシの効果にチェーンしてDDクロウでイワトオシを除外された場合やカカシに泡やヴェーラー、わらしで無効にされた場合はカカシにチュウサイでイワトオシを特殊召喚しディアボランティスになって貫通。
ダイハチ初動
①ダイハチ召喚
②ダイハチ効果で守備表示に変更
③ダイハチ効果で攻撃表示に変更しイワトオシをサーチ
④イワトオシの効果でダイハチに装備
⑤ダイハチを素材にカカシをリンク召喚
⑥イワトオシの効果でワカウシをサーチ
⑦以下イワトオシ初動と同様
召喚時効果に泡やヴェーラーを打たれた場合はカカシリンク召喚で蘇生後2つ目の効果でイワトオシをサーチし、イワトオシを装備後に2体目のカカシリンク召喚で貫通。
2つ目の効果を無効にされた場合はそこで止まってしまうが、逆に言うと相手はここに誘発を打ってくれる可能性が高いのでワカウシやバイク、イワトオシを素引きしている場合はあえてダイハチから入るというプレイングもあり。
ワカウシ初動
①ワカウシのP効果でベンケイをPゾーンに置き自身を特殊召喚
②ベンケイの効果でイワトオシをサーチ
③イワトオシを召喚
④イワトオシを素材にカカシをリンク召喚
⑤イワトオシの効果でチュウサイをサーチ
⑥カカシの効果でイワトオシを特殊召喚
⑦以下イワトオシ初動と同様
ベンケイの効果を無効にされるとそこで止まるが、クォーツ等のレベル4モンスターがいれば召喚しディアボランティスになることで貫通可能。
バイク初動については、効果発動したときにチェーンがあればG警戒でワカウシをサーチ、何もなければ泡やヴェーラーを釣れるイワトオシをサーチして上記展開と同様に展開します。
ガンマを持っている場合は、バイクやワカウシの効果を優先的に使い場にモンスターがいない状況下で相手の誘発を誘うようにします。
後攻時は手札誘発等で相手の展開を抑えつつ、ワカウシ効果でベンケイを特殊召喚しマスラオーになることでガントレット+サンゴのP効果で8000×2攻撃や相手の盤面が空の時はホーンを装備して4000×2のダイレクトアタックでキルを取りに行きます。
クォーツやブリフュにアクセスできているときは、超重で相手の妨害を踏みつつラピスラズリのバーンやパーズコピーのマスターダイヤでキルを取りに行きます。
ランク戦について
1月から先攻ワンキルについて本腰をあげて研究に取り組んできましたが、超重の実装とそれと相性のいいDDBワンキルの存在もあり、下位互換(不純物の枚数、EXの自由度)でやる意味も薄いなということでモチベも上がらずさまざまな可能性について考察のみ。
2月(前シーズン)は罪宝蛇眼が実装され、豊富な初動から捕食の動きに繋げてジェムナイトワンキルできる構築をつくれたものの、このテーマにおいてもボムフェネワンキルが成立することが判明。
背に腹も代えられず、たとえ下位互換であろうがいいやと思いつつ挑んだのですが、そもそも勝てないという事態が発生。
先攻ワンキル型の超重ジェムナイトと蛇眼ジェムナイトを使い、結局プラチナ5からダイヤ4まで到達するのがやっとでした。
先攻ワンキルの研究期間を3か月と設けおり、最終月にマスター1達成しやすいように前シーズンはマディラ出張蛇眼デッキを使い無理やりマスター帯まであげておいたので今シーズンはダイヤ5からのスタート。
今月はDCもあり、マスター帯に到達できたのはDC開催終了後。
(ちなみにDC2ndはマディラ出張蛇眼を使い大敗北)
ダイヤ帯はそこそこの勝率で突破できたのですが、マスター5帯が一番の地獄で勝率3/18とかもたたき出すことも。(正直ここで絶望していた)
G受けが悪いこともありバグースカをEXにねじ込むため構築を見直し、セラフィレディダイヤoutのブリロオブシディアinの採用構築に。
この構築の場合、スコーピオを初動にできるためより安定感を高めるため2枚採用に戻しました。
その後はそれまでの苦戦が嘘のように高めの勝率を出していて、一度マスター3帯で降格戦を経験したものの回避し、マスター2帯は勝率6/7(先攻勝率2/3、後攻勝率4/4)で最高ランクであるマスター1へ昇格できました!
DC2nd自体は大敗北を喫してしまったものの、そこで得られた勝負勘みたいなものはかなり活きたと思います。
なんだかんだ強敵を相手に百何十数戦とかやる機会はあまりないですからね。
おわりに
ブロドラがいないMDにおいて、
「先攻ワンキルがしたいなら他のテーマでいい。」
「ジェムナイトを使いたいなら後攻型が強い。」
「ジェムナイトで先攻ワンキルするなら素材を活かせる黒庭型。」
そんなことわかってる。
でも俺は!「ジェムナイト」で!「先攻ワンキル」で!「勝ちたい」んだ!
いまならどんな批判も受け入れましょう。笑
個人的に悲願でもあったので大満足。
なんならMDプレイ史上一番うれしい瞬間だったまである。笑
まあ、超重が強いだけというのはありますが私のX(旧Twitter)(https://twitter.com/inzakaaten)で上げたリプレイ動画にあるようにジェムナイト要素が勝ちに繋がった対戦も多く完全なDDB型の劣化とも思ってはいません。
対戦を積む中で構築もより洗練されていき、かなり満足の仕上がりになりました。
(てか、こんなにコンパクトにまとまったスコーピオ初動のワンキルルートも今回初めて気がつきました)
環境トップの罪宝蛇眼やカラミティ型の超重に対してドロバが効かないので採用枚数が減少傾向で、どちらかというと超融合や一滴等の捲り札の採用が増えたのもこのデッキに対しては追い風となる要因でした。
長期的に夢見ていた一つの目標がかなってしまい安堵するとともに若干の燃え尽き症候群になっている感はありますが、今後ともジェムナイトの可能性を探る研究は続けていこうと思います!
特にMDの後攻ワンキルジェムナイト界隈はかなり盛り上がっていて、後攻ジェムナイト界の先駆者であり開拓者であるお二方の存在とそこに続く配信者の存在もありめちゃくちゃ熱いです!
たぶん自分だけでは、吸光融合、ブリロ、スキャフュの強さに一生気がつかなったでしょう。
数多くの対戦を経て磨かれた思考とそれによって完成された構築はただただ美しく感服いたします。
自分もその領域に達せるように精進あるのみ!
では!^^ノシ
ディスカッション
コメント一覧
マスター1おめでとうございます!
DCもしっかり取り組んでてすごい!
ありがとうございます!
正直半分諦めていたところもあったので達成することができ感無量です、、、。
DC2ndについてはあらゆる面で不甲斐なかったので、次回挑戦する際はシナジーと強さを両立させた構築を模索し胸を張って報告できるよう努めてまいりたいと思います!