【遊戯王マスターデュエル】ジェムナイト探究10~ランク戦Season29マスター1達成!罪宝蛇眼ホルスヴォルカニックwithマディラ~

2024年5月22日デッキ紹介,マスターデュエル実質ジェムナイト

 

こんにちは、陰阪アテンです。

 

前回のDCでシナジーも薄く惨敗した蛇眼デッキに出張させたマディラのリベンジをしたいと思ってたところ、大幅な炎族強化が来て特にヴォルカニックがマディラと非常に相性が良さそうだったため、今月はヴォルカニックにマディラを出張させることにしました。

新しく実装されたホルスギミックとの相性も◎でした。

 

ということで、今回はランク戦Season29マスター1達成した擬似先攻ワンキル型の罪宝蛇眼ホルスヴォルカニックwithマディラのデッキ紹介をしていきたいと思います。

 

 

デッキレシピ

 

※()内はこの記事での略称、数字は採用枚数、リンクは「遊戯王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ-カードデータベース」の各カードのページとなります。

【メイン】
・1「ジェムナイト・ガネット」(ガネット)
・1「PSYフレーム・ドライバー」(ドライバー)
・3「ヴォルカニック・バレット」(バレット)
・2「マジシャンズ・ソウルズ」(ソウルズ)
・1「俱利伽羅天童
・2「ヴォルカニック・リムファイア」(リムファイア)
・2「スネークアイ・エクセル」(エクセル)
・2「蛇眼の炎燐」(ポプルス)
・3「増殖するG」(増G)
・2「PSYフレームギア・γ」(ガンマ)
・3「灰流うらら」(うらら)
・1「朔夜しぐれ」(しぐれ)
・3「ヴォルカニック・トルーパー」(トルーパー)
・1「憑依覚醒-大稲荷火」(大稲荷火)
・1「黒魔女ディアベルスター」(ディアベルスター)
・1「ヴォルカニック・エンペラー」(エンペラー)
・1「蛇眼の炎龍」(炎龍)
・3「ホルスの栄光-イムセティ」(イムセティ)
・1「ホルスの祝福-ドゥアムテフ
・1「ホルスの先導-ハーピ
・1「ホルスの加護-ケベンセヌフ
・1「ハーピィの羽根帚」(羽根帚)
・1「三戦の才
・1「三戦の号
・1「反逆の罪宝-スネークアイ
・3「篝火
・1「原罪宝-スネークアイ」(原罪宝)
・3「王墓の石壁」(石壁)
・1「ブレイズ・キャノン」(BC)
・1「ブリリアント・フュージョン」(ブリフュ)
・1「ヴォルカニック・ブレイズ・キャノン」(VBC)
・3「王の棺」(棺)
・2「墓穴の指名者
・2「“罪宝狩りの悪魔”」(罪宝狩り)
・1「火霊術-「紅」」(紅)
・1「ヴォルカニック・エミッション」(エミッション)
・1「ブレイズ・キャノン・マガジン」(マガジン)
 
【EX】
・1「ジェムナイト・マディラ」(マディラ)
・1「熱血指導王ジャイアントレーナー」(ジャイアントレーナー)
・1「No.90 銀河眼の光子卿」(フォトンロード)
・1「リンクリボー
・1「サクリファイス・アニマ」(アニマ)
・1「トロイメア・フェニックス」(フェニックス)
・1「転生炎獣サンライトウルフ」(ウルフ)
・1「灼熱の火霊使いヒータ」(ヒータ)
・1「I:Pマスカレーナ」(マスカレーナ)
・1「S:Pリトルナイト」(リトルナイト)
・1「神聖魔皇后セレーネ」(セレーネ)
・1「賜炎の咎姫」(咎姫)
・1「アクセスコード・トーカー
・1「転生炎獣レイジング・フェニックス」(レイジング)
・1「閉ザサレシ世界ノ冥神」(サロス)

 

©スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI
©Konami Digital Entertainment

 

 

デッキコンセプト

 

ヴォルカニックお得意のバーンでダメージを与えて勝利する。

ヴォルカニック展開をサポートするために罪宝蛇眼ギミックやホルスギミックを採用。

 

そしてそれらと相性の良いブリフュ→マディラ

 

 

展開について

 

トルーパーがこのデッキの要。

 

トルーパーで相手フィールドにトークンを生成。

魔法使い族下級炎属性大稲荷火で相手トークンを対象に1000バーン

大稲荷火の墓地効果でサーチ。

トークン破壊で500バーン

エンペラーだして2000バーンエミッションセット。

相手ターンにエミッションでエンペラーを対象に1550バーン

紅でエンペラーリリースして3100バーン

 

これで合計8150バーン

基本はこの流れ。

 

トルーパーでVBCをサーチすればVBCでトークンを破壊しつつリムファイアを墓地へ送ってリムファイアの効果でエンペラーにアクセスできる。

VBCが手札からヴォルカニックを特殊召喚できるのでバレットがいればアニマになって大稲荷火を特殊召喚できる。

バレットがいる前提でも大稲荷火を墓地へ送るためにもう1体のリンク素材が必要。

 

ええ。トルーパーが1枚初動どころかバレットとあわせても擬似先攻ワンキルに届かないというね。泣

 

そのために罪宝蛇眼ギミックやホルスギミックが必要。

 

罪宝蛇眼ギミックでは、エクセル効果でリムファイアやバレットサーチしたり、ディアベルスターポプルス原罪宝から特殊召喚したりする。

ディアベルスター自体が魔法使い族でもあり、後述するエクセル1枚初動の展開もある。

ソウルズでディアベルスターを墓地へ送れば手札やフィールドの魔法カードを墓地へ送りドローしつつセレーネで蘇生させれば原罪宝にもアクセスできる。

 

ホルスギミックでは、ジャイアントレーナーがバーンを与えつつ3ドローできるのでほしいカードにアクセスする。

手札コストをバレットにして実質ノーコストで3ドローバーンする瞬間が最高に気持ちいい。笑

初動がある場合、泡やヴェーラーのチェーンがあるときはジャイアントレーナーに誘発を打たせて本命を通したり、チェーンが何もないときはフォトンロードを立てて二ビルケアしたりといろいろ役割を持てます。

また、イムセティ自体が魔法使い族。

石壁の手札をデッキに戻す効果もガネットポプルスをデッキに戻せたりと地味に役立つ場面もある。

 

 

実はエクセル篝火)1枚初動でヴォルカニックの擬似先攻ワンキルができるルートがあるのですが、なんとこのデッキではその展開ができません。はぁ?

いや、この展開ルートに関しては自身のX(旧Twitter)でもポストしていた通り当然頭の中にはあったのですが、なんの思い違いをしていたかオークとケルベロスが採用されていません。

気がついたのはすでにマスター1を達成してしまったあとでした、、、。

一応以下に展開ルートを記しておきます。

 

エクセル1枚初動展開

エクセル召喚し、効果でポプルスサーチ
ポプルス効果で自身を特殊召喚
③ポプルス効果で原罪宝サーチ
④エクセル効果で自身とポプルスを墓地へ送り、オークを特殊召喚
⑤オーク効果でエクセルを特殊召喚し、ポプルス効果で自身を永続化
⑥オーク効果で自身とポプルスを墓地へ送り炎龍を特殊召喚
⑦炎龍効果でポプルスを永続化
原罪宝発動し、ポプルスを墓地へ送りリムファイアを特殊召喚
⑨リムファイア、エクセル、炎龍を素材に咎姫をリンク召喚
⑩炎龍の効果でオークエクセルを特殊召喚し、リムファイアの効果で自身を除外してトルーパーを墓地へ落とす
⑪咎姫の効果でトルーパーを特殊召喚
⑫トルーパーの効果でエンペラーをサーチ
⑬トルーパーの効果でエンペラーを捨て相手フィールドにトークンを特殊召喚
⑭トルーパーと咎姫を素材にヒータをリンク召喚
⑮エクセルとヒータを墓地へ送り大稲荷火を特殊召喚
⑯大稲荷火の効果でトークンを対象に1000バーン
⑰ポプルス、エクセル、トルーパーを除外してエンペラーを特殊召喚
⑱エンペラーの効果で2000バーンし、エミッションをセット
⑲オークと大稲荷火を素材にケルベロスをリンク召喚
⑳大稲荷火の効果でをサーチしセット、ケルベロスの効果でトークンを破壊し500バーン
相手ターン
㉑エミッションを発動し、エンペラーを対象に1550バーン
㉒紅を発動し、エンペラーをリリースして3100バーン

 

 

ブリフュについて

マディラの融合素材はジェムナイトモンスター(ガネット)+炎族モンスターなので状況に応じて墓地に送るモンスターを選べる。

 

バレット

→この選択肢が一番多い。ホルスギミックの手札コスト確保やBCの特殊召喚要員を確保できる。

トルーパー

→トルーパーにアクセスしないとこのデッキは動けないので初動にアクセスできるのは有能。咎姫で釣り上げる。

リムファイア

→墓地へ送られた場合自身を除外してヴォルカニックモンスターを墓地へ送れるのでエンペラーにアクセスできる。

エンペラー

→基本はリムファイアを経由するがリムファイアの効果をすでに使っている場合は名称ターン1があるため直接送る。

ポプルス

→効果で自身を永続魔法化できるのでソウルズの効果でブリフュと併せて2ドロー分になる。よほどの状況じゃないと使わない。

 

またマディラが融合モンスターであるためリトルナイトの素材とした場合、先攻なら墓地の炎族を除外してエンペラーのバーンダメージの増量、後攻なら相手の厄介なカードの除外、と追加効果を付与できる。

 

 

ランク戦について

 

前回マディラ出張で失敗しているためそのリベンジがしたいと思い、最近強化された炎族テーマであるヴォルカニックに目をつけました。

 

ヴォルカニック使いのヴォルカニックを使う理由の8割ぐらいは相手ターンにマガジンバックショットをぶちかますこと(偏見)だと思うのですが、あえて自分はバックショットを不採用にして擬似先攻ワンキル寄りの構築にしました。

 

ダイヤ帯では出張ギミックをホルスのみにしてやや薄めのデッキ構築で潜ってましたが、トルーパーに妨害くらったら貫通できないし、そもそもトルーパー1枚初動(なんなら2枚初動でもない)じゃないし、後手もそんな強くないしで「このテーマどうやって勝つの?泣」とかなり絶望。

 

途中で、罪宝蛇眼ギミックがかなり相性がいいことに気がつき思い切って60枚構築に変更

 

60枚デッキは今まで使ったことがなかったけど、動画で勉強した感じでは「1枚のサーチカードからサーチできるカードの種類を増やせることで戦略性が高まる」というのが自分が重要だと思ったポイント。

その最たる例がブリフュで落とせる炎族モンスターの種類が多いこと。

この点も60枚ヴォルカニックでマディラが相性がいい点です。

あとは篝火で本命のトルーパーにアクセスするかポプルスで妨害を踏みに行くかホルスのコストとしてバレットもってくるかみたいな選択もできるようになったのも強み。(本来なら1枚初動のエクセルでもよい)

 

当然うらら墓穴にアクセスできる確率は減るので増Gはきついですがトルーパー素引きしてる場合は先にトークンを特殊召喚することで後引きの泡影ガンマをケアすることができるので比較的突っ張りやすいです。

 

構築改変後は多少の調整はあったものの回すのにも慣れてきたのも付随して勝率が安定し、マスター2帯まではすんなり上がっていきました。(逆にそのせいでエクセル1枚初動展開を入れそびれている)

 

マスター2帯はさすがにというべきか、ずーっと1勝1敗を繰り返してなかなか勝ち越せなかったのですが「これを逃したら一生マディラを活かせるデッキはない」という気持ちが強く意地になり、最後は上振れてマスター1に到達しました。

 

 

デッキについて

 

オークケルベロス入れましょう

とりあえずジーランティス入ってないのにレイジングがいる意味がないためクビにしてケルベロスin。

メインについてはしぐれがちょっと使いづらい部分がありこのカードはマガジンバックショット前提のカードっぽいところもありオークと入れ替えるならここかなと。

 

ヴォルカニックの紹介動画でエジェクション+トルーパーの擬似先攻ワンキル初動が紹介されているのを結構見かけましたが、特定のカードのために初動にならないVBCとBCを2枚ずつ採用するのを憚ってエジェクションはそもそも不採用にしました。

ただ、トルーパー以外で相手フィールドにトークンを用意できエンペラーにも直接アクセスできるカードなので便利ではあります。(でもやっぱり枠がない)

 

あとは他のヴォルカニック使いの方の構築では転生炎獣の炎軍ファイヤー・バックも採用されていることが多かったです。

結局試す間もなくマスター1に上がってしまったのでなくてもなんとかなります。笑

 

それからなんだかんだでワンキルができなくてマスカレーナリトルナイトを立ててごまかす場合もたまにあり、そういう時にエミッションから召喚条件を無視してだせるデビルがいるとマスカレーナやリトルナイトを守れるため入れてもいいかもしれません。

 

 

おわりに

 

ホルス罪宝蛇眼ヴォルカニック、そしてマディラ

これらが相互に、そして相乗的に嚙み合ったデッキになったと思います。

 

正直ようやく回すのに慣れてきて勝てるようになり楽しくなってきたところでマスター1に到達してしまったので物足りなさもありつつ、しかも上がった直後にデッキの欠陥(オーク、ケルベロス抜き)を発見してしまうという悔いもあります。笑

 

マディラ出張という形でのデッキ構築でしたがブリフュ自体は1枚初動になっていないものの、罪宝蛇眼ギミックには表側2枚用意、ホルスギミックにはバレット落として手札コスト確保トルーパー落として咎姫で釣って初動確保と結構重要な役割を担ってくれました。

地味にリトルナイトの素材としても追加効果を付与できる点でも優秀です。

墓地に行ったガネットとマディラは炎族なのでエンペラーのコストにもなり余すことなく利用しつくせました。

 

個人的にはかなりシナジーのあるデッキには仕上げられたと思っているので満足。

 

来月はWCS予選も開催され1st用、エリア代表決定戦用、ランク戦用のデッキもそれぞれ考えていかないとですね。

 

では!^^ノシ

Posted by inzakaaten